お灸の使い方
このページの要点
- お灸は、ツボを決めて肌を清潔にしてから置き、熱いと感じたら無理をせずに外します。
- 火を使うお灸は、使い終わったら火が完全に消えたことを確かめます。
- 症状ごとによく使われるツボは、症状別ガイドの図で位置を確認できます。
お灸は、まずツボを決め、肌を清潔にしてから置きます。いくつかのツボに使うときは、体の中心から外側へ、上から下へと順に進めます。熱いと感じたら、無理をせずに外します。
東洋医学では、ツボは経絡(気の通り道)の上にあり、刺激すると体のバランスに働きかける場所だと考えられています。症状ごとに、よく使われるツボがあります。
お灸は、熱でツボを温めるセルフケアです。血行がよくなるといわれていて、ほっとひと息つく時間にもなります。
使い終わったら:火が消えたことを確認する
火を使うお灸は、使い終わったら、まず火が完全に消えたことを確かめてください。わたしは家で使うとき、念のためフタの閉まる瓶に入れて、空気を断つようにしています。
使い終わった台座は、この瓶に入れています。
以下は、一般によく使われるツボの紹介です。症状が続く、強い、急に出たというときは、医療機関に相談してください。妊娠中の方や持病のある方は、使う前に医師に相談してください。
気になる症状別・よく使われるツボ
症状別ガイドの一覧はこちら
咳:尺沢(しゃくたく)
肘の内側、親指側の腱の外。咳やのどの不快感が気になるときに使われます。咳が長引くときは医療機関へ。
咳のくわしいガイド
鼻づまり:迎香(げいこう)
小鼻のすぐ横。鼻づまりや鼻水が気になるときに使われます。顔は皮膚が薄いので、お灸はせず、指でやさしく押す程度にしてください。
鼻づまりのくわしいガイド
頭痛:合谷(ごうこく)
手の甲の骨が交差する部位。頭が重いときやストレスを感じるときに使われます。妊娠中は使わないでください。
頭痛のくわしいガイド
肩こり:肩井(けんせい)
首と肩の中間点。肩こりや首のこわばりが気になるときに使われます。
肩こりのくわしいガイド
冷え性:三陰交(さんいんこう)
内くるぶしから指4本分上。冷えや生理のときの不調が気になるときに使われます。妊娠中は使わないでください。
冷えのくわしいガイド
胃痛:中脘(ちゅうかん)
へそとみぞおちの間。胃が重いときや食べすぎたときに使われます。強い痛みが続く場合は医療機関へ。
胃の重さのくわしいガイド
便秘:天枢(てんすう)
へその左右、指3本分外側。お腹の調子が気になるときに使われます。
お通じのくわしいガイド